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2005.01.19

■張學友●ライブ盤でも色あせないクオリティの高さ■

ASIEN第231号

活出生命Live演唱會2004 昨年十月、香港でたった一日だけ行われた張學友(ジャッキー・チョン)のチャリティー・コンサート『活出生命Live演唱會2004』。その二枚組ライブCDが台湾でも発売され、さっそく聴いてみました。いやあ、これはいい!! もともと特別公演という位置づけで、普段のコンサートとは異なる趣向のこのイベント、歌われるのはその大半が他のアーティストのヒット曲。数々の名曲をジャッキーがどのように料理するのか、聴く前から期待が大きく高まります。

 ビージーズの“First of May”を洒脱に披露したあと、《但願人長久》が。言わずと知れた鄧麗君(テレサ・テン)の名曲で、王菲(フェイ・ウォン)がリバイバルヒットさせたことでも有名なこのナンバー、ジャッキーはメロディにも多少手を入れて独自色を打ち出しています。ここから范曉萱(メイビス・ファン)・孫燕姿(ステファニー・スン)・張惠妹(アーメイ)・李克勤(ハッケン・リー)・陳奕迅(イーソン・チャン)・周華健(ワーキン・チョウ)……と続く、あのスターあのアイドルのあの曲この曲。どれもがジャッキーの美しい歌声であらたな輝きが。これはなんとも贅沢です。

 いちいち挙げていくときりがありませんが、ほかにも張震嶽(チャン・チェンユェ)や張信哲(ジェフ・チャン)など、その選曲の幅広さはさすが歌唱力に絶大な自身をもつジャッキーならではと言えます。個人的にはCD-2の方に収められた周杰倫(ジェイ・チョウ)の《星晴》、陶喆(デビット・タオ)の《愛很簡單》、張國榮(レスリー・チャン)の《追》などにうなりました。ちょっと、歌がうますぎるよ、ジャッキー。もちろん《她來聽我的演唱會》や《愛是永恆》といった自身の曲も収められています。

 ライブ盤アルバムというのは、もちろんライブならではの熱気が伝わってきて独特の味わいがあるのですが、歌そのものの完成度からすれば、やはりスタジオで綿密な制作を行ったものには及ばないのが普通です。多少キーがはずれても、そこは「ご愛敬」というか……(笑)。ところがジャッキーの場合はそういう「ワキの甘さ」が皆無といってもいい。これはすごいことです。かつて彼が日本でコンサートを開いた際、その歌唱力に驚嘆した日本のあるメディアが「全華人の誇り」といった形容をしていましたが、いやまさにその通り。みなさんさぞかし鼻が高いでしょうね。

 このアルバム、ぜひともDVDがほしいところですが、CD発売から少なくとも三ヶ月は映像盤の発売はないそうです。う~ん、DVDが出たらまた買ってしまうだろうなあ。どうせなら最初から出してほしいんですけどねえ。(銭衝)

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