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2005.06.29

■台湾アイドルのムックがまたひとつ■

ASIEN第251号

 韓流ブームの跡を追いかけるようにして、このところ華人アイドルのムックが次々に出版されています。『恋してるっ!! 台流スター』(角川書店)が第三冊目まで出ているのをはじめ、『台流エンタメ・コレクション』(キネマ旬報社)、『アクターズ・スタイル台湾』(竹書房)などなどが次々に発売されました。そして今週(六月二十七日)発売になったのが『アジアン台風』(日本文芸社)。「アジアン」とはいえ、紹介されているのはすべて台湾のアイドル。韓国からの流れで「韓流」なら、その向こうを張って台湾からの風で「台風」……と。

 で、このムックの中で、とりわけウェイトがかけられているのがやはりF4。現地台湾では、正直アイドルとしての「旬」を少々過ぎてしまった彼らですが、日本でのブレイクはまだまだこれから。四人揃っての来日となった四月二十七日の記者会見を筆頭に、言承旭(ジェリー・イェン)主演ドラマ『白色巨塔』の制作発表会見や、四月の来日に先立つ周渝民(ヴィック・チョウ)の単独来日、朱孝天(ケン・チュウ)の香港ライブや大阪でのイベント、呉建豪(ヴァネス・ウー)と周杰倫(ジェイ・チョウ)が共演した映画『自行我路』の話題など、記事が盛りだくさんです。

 このほかにも、陳伯霖(チェン・ボーリン)、陶喆(デビット・タオ)、許紹洋(アンブロウズ・シュー)、邱澤(ロイ・チウ)といったおなじみの顔ぶれから、これまで日本への紹介はまだまだ少なかった郭品超(ディラン・クオ)、羅志祥(ショウ・ルオ)、ダンカンこと周群達(チョウ・チュンダー)、彭于晏(エディ・ポン)らのインタビューも充実。本の作りやデザインは先行している類似本とあまり変わらない雰囲気ですが、より通好みというか、これから大きくブレイクしそうなアイドルを率先して紹介しています。

 最近のファンは、インターネットを駆使してかなり細かい情報までリアルタイムに収集していますが、それでも言葉の壁などで多少のもどかしさを感じていた人も多いはず。そういったファンには読み応えのある記事が多いと思いますし、また大判の写真やポートレイトはこうしたムックならではの楽しみでしょう。はたしてこの「台流」いや「台風」、本当に「韓流」に匹敵する勢いに成長していくのでしょうか。(銭衝)

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■周華健●四軒目のレストランに投資■

ASIEN第250号+聯合報

 このところコンピレーション・アルバムなどへの参加ばかりで、オリジナルのアルバムはとんとごぶさたの周華健(ワーキン・チョウ)。最近は実業家としての仕事も忙しいようで、自ら投資した広東料理店「粤華軒(Wakin's kitchen)」一号店・二号店・三号店(いずれも台北周辺です)に続き、こんどは友人たちと共同で出資した香港飲茶専門店「潮樓」を台北市東区にオープンさせました。

 このあたりは呉宗憲(ジャッキー・ウー)がオーナーのレストラン「糖朝」を始め、有名どころの香港料理店が軒を連ねる一帯。あえてそうした立地を選んだワーキン、これまでの経営ノウハウをベースにより一層の事業の拡大を狙う……と思いきや、これまでのレストラン経営がそれほど大当たりしているわけではないそうです。本人は「ずいぶん大盤振る舞いをしてきたからね。どれだけ『持ち出し』になっているか計算したことはないけれど」と、やや自嘲気味。今回の投資については「レコーディングで遅くなった日なんかに、ちょっと寄って夜食がつまめる店があったらいいなと。それに母親が台湾にやってきて一緒に住むことになったから、香港の味が恋しくなったらいつでも来ることができるしね」……ということなのだそうです。

 レコーディングの帰りに立ち寄る、ということは新譜の発表も間近? 確かに現在、ニューアルバムの制作にも忙しい日々を送っているとのことですが、具体的な発売の日取りはまだ決まっていません。「友人からは新譜の発表よりレストランの開店間隔のほうが短いじゃないかとひやかされるんだ」と笑うワーキン。ううむ、あんまり笑えない自虐ネタですな。(銭衝)

「粤華軒(Wakin's kitchen)」については、オフィシャルサイト
http://www.wakin.com/ の“fortune”から“kitchen”をごらんください。

「台北ナビ」にも情報があります。
http://www.taipeinavi.com/food/restaurant.php?id=149

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■朱孝天●大陸での撮影に戦々恐々■

ASIEN第249号+聯合報

 北京で映画『遠東国際大審判』の撮影に参加している朱孝天(ケン・チュウ)、本人と周りのスタッフがいま最も気を使っているのは、宿泊場所のセキュリティ。というのも昨年、ドラマ『天空之城』の撮影中に共演の李冰冰(リー・ビンビン)との親密なツーショットがマスコミに流れ、大々的に報道されてしまったという苦い経験があるためです。

 このときは北京の五つ星のホテルに宿泊していたのですが、あろうことかホテル側が監視カメラの映像を横流ししたとかで、すでに裁判にまで発展しています。朱孝天は今回、ホテルではなく一般の住宅を借り切って宿泊場所にあてました。もちろんそれがどこなのかは「最高機密」なんだそう。「たとえ六つ星だろうと、一般住宅のほうがいい」と、前回の騒ぎにかなり懲りた様子です。

 先日も上海でドラマ『八大豪傑』の撮影に臨んでいた陳冠希(エディソン・チャン)が、深夜ファンの女性にホテルの部屋まで押しかけられるという騒ぎがあったばかり。大陸での人気のほどがうかがえますが、部屋に押しかける「直接行動」の他にもひっきりなしに電話がかかってきたりしたそうで、これはもうストーカー行為と紙一重。ファンの自重を求める声とともに、ホテル側の受け入れ態勢にも批判が高まっています。

 さて朱孝天の参加しているこの映画、題名からすると日本で言うところの「極東軍事裁判」をテーマにしているようですが、詳細はまだあまりネット上に流れていません。脚本を担当しているのは『笑傲江湖』などの作品で知られる黄建中(ホァン・ジェンジョン)監督のようで、朱孝天の役どころは華人記者だそう。日本人記者を演じる林煕蕾(ケリー・リン)と恋に落ちるという設定のようです。ほかに曽志偉(エリック・ツァン)、劉松仁(ダミアン・ラウ)らが共演、さらには陳道明(チェン・ダオミン)や、日本の高倉健まで参加という噂が流れていますが、さて……。いずれにしても朱孝天にとっては、これまでとはかなり趣の異なる作品になりそうですね。(銭衝)

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■三和電影公司●台湾ニューウェイブの牽引役■

ASIEN第248号+聯合報

 昨年、映画『十七歳的天空(Formula 17)』でヒットを飛ばした陳映蓉(チェン・インロン)監督が来月から新作映画『Catch』をクランクインさせます。主演は『十七歳的天空』と同じ楊祐寧(トニー・ヤン)、ヒロインには「ゴージャス系」タレント(笑)の天心(ティエン・シン)が決まっています。

 陳映蓉監督は若手の映画監督たちと映画の自主制作会社「三和電影公司」を運営しており、最近關穎(グァン・イン)や張大[金庸](ジェイソン・チャン)らが主演したスリラー映画『宅變』がクランクアップしたばかり。なかなか活発な活動を続けています。

 『十七歳的天空』は台湾のゲイ・シーンをテーマにしたコメディでしたが、今回の『Catch』はがらっと趣が変わり、警察と裏社会の駆け引きという『無間道(邦題:インファナル・アフェア)』シリーズを彷彿とさせるプロットのよう。楊祐寧はチンピラの役を演じます。

 この「三和電影公司」では、これらの作品の他にも若手の李芸嬋(リー・ユィンチャン)監督のファンタジー・コメディ『人魚[几/木] [几/木]』という作品をこの夏にクランクインする予定。こちらの主演は日本でもおなじみの徐若瑄(ビビアン・スー)です。この作品は実写にアニメを合成したかわいらしい作りになるもよう。台湾映画のニューウェイブを引っ張るこの映画制作会社、今後の展開が楽しみです。(銭衝)

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■李[王文]●実業家と結婚だ!■

ASIEN第248号+聯合報

 小S結婚のニュースにわく台湾芸能界、一方で李[王文](ココ・リー)婚約の話題でも盛り上がっています。これはつい先日、香港でCOCO自身の口から語られたもの。それによると今年の初めに恋人のBruce(香港で紡績業などを営む実業家だそうです)氏から求婚され、十カラットのダイヤの指輪を贈られたのだそうです。一説には時価一千万台湾ドル(約三千五百万円)の指輪とも言われており、COCOらしく何ともゴージャス。現在は仕事の予定が立て込んでいるため、結婚式は来年までお預けになります。

 COCOの姉がメディアに語ったところによると(どうしてお姉さんが語るのかはわかりませんが)「彼女が好きな熱帯の海岸で、華人の伝統にはとらわれないカジュアルなスタイルで結婚式をしたい」と希望しているんだとか。

 デビュー以来、張瑞哲(ジェフ・チャン)、連勝文(リェン・ションウェン……この人は国民党・連戦主席の息子ですな)、王力宏(ワン・リーホン)などとの関係が騒がれてきたCOCO。最後に彼女を射止めたのは友人の紹介で出会ったという実業家でした。このBruceさん、COCOとは年齢が十歳離れているいて、十歳と七歳の二人の娘がいます。この二人の娘とも非常に仲がいいというCOCO、結婚後もすぐに子供を産むつもりはなく、また芸能界を引退することもないと明言しているそうです。(銭衝)

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■房祖名●戴佩[女尼]のコンサートにわざわざ訪台のわけは?■

ASIEN第246号

 房祖名(ジェイシー・チェン)、今度のお相手は戴佩[女尼](ペニー・ダイ)? こんなニュースが《聯合報》の芸能面トップに載っていました。房祖名といえば映画『千機變II 花都大戰』で銀幕デビューを果たした、あの成龍(ジャッキー・チェン)の息子。ちょっと面長なそのルックスは、あまりジャッキーに似てはいませんが。

 房という珍しい名字、実はジャッキーの父方の名字なんだそうです。父方……って、華人社会では一般に、子供は父方の姓を名乗るのが普通だからそれがどうしたの、と言われそうですが、ファンのみなさまはよくご存じのようにジャッキーの本名は陳港生。それで息子のジェイシーも陳祖名と名乗っていたのです。ところがジャッキーの父、つまりジェイシーのおじいさんは元々房姓だったということで、ルーツに戻ったわけですね。本名よりさらに本名らしさを追求したというところでしょうか。

 えー、ややこしい話は脇に置いて、息子のジェイシー。あの大御所ジャッキー・チェンの息子ということで、何かと引き合いに出されるのを疎ましく感じているのではないかと思いきや、案外そうでもない様子。昨年、その名もズバリのアルバム『房祖名』で歌手デビューした際も、何かとジャッキーの息子であることを強調していました。まあ、育ちの良さからそういった外野の声には鷹揚に構えていられるのかもしれません。

 これまでにもTwinsの鍾欣桐(ジリアン・チュン)や梁靜茹(フィッシュ・リャン)などとも恋仲の噂があったジェイシー(といってもメディアが騒いだだけですが)、今回話題に上ったのが先日初めてのコンサートを開いたばかりのペニー。デビューからもう六年近く経ち、シンガー・ソングライターでもある彼女が初めてのコンサートというのも驚きでしたが、ともかく台湾で開かれたこのコンサートにジェイシーがわざわざ香港から駆けつけたのだそうです。でもって閉幕後の打ち上げにも参加したことからメディアに騒がれているとか。

 ふうん、たったそれだけで騒ぐのか? と思いましたが、メディア側にはそれなりの「傍証」があるのだそう。それはペニーがコンサートのステージで激しい動きから何度か歌えなくなり、さらには冗談で「もう歌はやめるわ」と言ったのが物議をかもしたのですが、そんなこんなのコンサートに対してジェイシーが「すばらしかった! 百点満点!!」と手放しで賞賛したから……って、おいおい、それだけ?

 実はジェイシー、近々セカンドアルバムを出す予定です。実は個人的に「親の七光」というのに反発があって(そんなこと言っていると、かなり多くのアーティストがその「コード」に引っかかっちゃうんですが)、ファーストアルバムはあまりまじめに聞かなかったのですが、今度はもう少し身を入れて聞いてみようと思います。七光だって一種のプレッシャー。それをはねのけて何かを表現するというのも大変なことですから。でも……今後ジェイシーがカンフー映画をやり出したりなどしたら、も~速攻で見捨てますからね(笑)。(銭衝)

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